放蕩児の戦闘詳報

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君がくれたから唐獅子牡丹～♪（ﾄﾞﾔｧ



私今年で30歳になります。そしてサバゲ歴4年目へ
正確に言うと＋１年なんですが。

その１年は１５年前まで遡ります。
これを機にちょっと思い出話でも。



あの時の思い出といえば、ときメモとセンチメンタルグラフティと部活。
あとは色恋を少々といった感じでしょうか。

古式ゆかりvs紐緒結奈vs館林見晴で口論
沢渡ほのかvs杉原真奈美vs遠藤晶で口論
ノーセーブクリア
なんてバカなこともしてました。
そんな思い出の中に徒花のようにサバゲが残っています。


当時は中学生の財布事情なんてしれてますから、エアコキハンドガンが主流。もちろん対象年齢１０歳以上のやつです。中には長物のそれを買ってる人もいました。対象年齢が１０歳以上なので、鉄砲ごっこのワンランク上といった程度でした。ちなみに当時の内輪の人気はUSPでした。
迷彩服は自分たちのネットワークでのめり込んでいる者は買ってました。
私は上がオランダ軍、下はタイガーストライプで頭がウッドランドというチグハグな格好。
場所はモトクロス場やラブホテル跡なんかでやってました。
ゲーム方式もフラッグ戦なんて知らなかったのでもっぱら殲滅戦。
攻めと守りの２チームに分かれて制限時間も決めずただだらだらとやってました。
そのころからフィールド端を大迂回するのが好きだったり射界が広く取れるところにアンブッシュしたり、如何に自分の所在を暴露せずに戦うかが好きだったのでスナイパーとしての素養があったのかもしれません（笑）
財布事情なりにみんないろいろ工夫して楽しんでました。電動ガンなんてみんな買えなかったから、同じラインでみんな楽しんでたんですね。

当時の痛い思い出と言えば、忘れもしません。ブッシュに向かって走って行ったらそのブッシュの中に敵がいて、３ｍくらいの距離で顔面を撃たれ、口の中でBB弾がピンボールのように跳ねていたことです。



そして高校時代は何も打ち込むこともなく、大学も適当に遊んで、バイトして、勉強して、社会人になって、あるとき鳥取でサバゲをやっているのかと検索してみたら今居る「ベクター」にたどり着きまして今に至ります。思えばあのときホームページを見つけず、また見つけても掲示板に書き込まなければ今ブログを書いていることもないと思うと、あの時勢いで書き込んだのはやっとのめり込める趣味を見つけれたということに照らし合わせれば奇貨だったのかな。


さて、当時の私と今の私。
大してやってることは変わらないと思います。
サバゲは好きだしゲームやアニメも好き。夜の自主トレも健在。
ただ経験と使う金銭が増えてやることが当時より高尚になったくらいでしょうか。
軸的なものは変わりません。
これは中学時代の同級生と「結局何が変わったか」お題で話し合ったら、環境が変わっただけで、本質的なものは変わらないという結論にたどり着きました。多分その本質は還暦超えても変わらないと思います。


いや、私にも「こうなりたい大人」はいたんですよ。エヴァの加持さん。
三枚目を気取ってて真面目なときはとても真面目。そんなルパン的なところに憧れてたんですよ。
憧れて憧れて、気がつけば同い年、そして一個上へ。職業？なにそれおいしいの？（震え声）
当時は29歳なんて遥か未来の話と思って油断してた結果が今の私ですよ。
相方に高校時代の写真を見せて言われましたよ。
「昔の方が断然かっこいい」って

ともあれいくら嘆こうが全裸でエクソシストの真似して昼間の砂丘を走破しようが容赦なくやってくるので、粛々とその日を迎えようと思います。
でも昨年から徐々に大人の階段上がっていくのを実感しつつあります。
若いころ以上に頑張らないと反映されないようになりました。…いや私が不摂生になっただけかも。
在りし日の姿も取り戻さないと。


サバゲも人生も回り道ばかりですが、これからもなんとか頑張っていきたいと思います。